肥料作成方法

4種類の肥料の作成方法を手順をおって説明しております。

  • パイ化完熟堆肥の作成方法
  • ボカシ肥の作成方法
  • パイ化化学肥料の作成方法
  • 液肥の作成方法
    1. 堆肥発酵原液を活水器(P・クリーンウォーター
      または水道水に1000倍に希釈する。硫安を希釈に1/50投入して(50Lの希釈水に対して1kg)攪拌して溶かす。
      24時間以上養生する。

    2. 蓄糞(牛糞・豚糞・鶏糞等)・有機質肥料(魚粉・骨粉・油粕・米糠等)圃場の土(圃場が数カ所に分かれている場合は、各圃場の土)を約5%と土壌改質材(S-O1)約5%を十分に混合する。
      また、ゼオライトを堆肥の量の5%入れて十分に混合する。
      脂分の多い材料を使用するとなお良い。
      混合後、(1.)の希釈を散水する。水分量は60%位にする。
      散水後、シート等で覆いをする。

    3. 1ヶ月ごとに切り返しを行う。
      切り返しの時に水分が発酵熱で乾燥している場合は、上記(1.)の希釈水で水分調整すること。
      未完熟の時は、またシートなどで覆い養生する。

    4. 完熟かどうかの判断は、コップに水を入れ少量の堆肥を入れて、数日おいても悪臭の出ないものは、畑に施用してもよい。
      発酵させた堆肥をアルミホイルの上において、下から火で熱する。
      悪臭が出なければ、畑に施用しても良い。

    5. 完熟すると堆肥の色が黒く、悪臭のない堆肥が出来上がります。
    1. 1000Lのタンクの水に、バイオアース1L、P・マリンソルト1kgを希釈して1日以上養生する。

    2. 油粕・骨粉・菜種粕等、有機質肥料300Lにπ化化学肥料(COU+S-O1=35L)を混合する。
      混合後、(1.)の溶液を散水する。
      散水量は、手で握って軽く固まる程度(40%程度)にする。
      散水後、よく切り返しを行う。

    3. 切り返し後、ビニール袋(COUやS-O1の空袋等)に入れて密封する。
      養生場所は、涼しい直射日光の当たらない所が良い。
      養生期間は、冬場で2ヶ月以上、夏場で1ヶ月以上養生する。
      養生後、封を開けてボカシの状況をみる。甘い香りがすれば何時施用しても大丈夫です。
    1. 1000Lのタンクの水に、バイオアース1L、P・マリンソルト1kgを希釈して1日以上養生する。

    2. CDU20kgとS-O1(オーワン)15kgを良く混ぜる。
      混合後、(1.)の溶液をジョウロで散水する。
      水分量は、軽く握って固まる程度(40%程度)。
      散水後、よく切り返しを行う。

    3. 切り返し後、COUやS-O1の入っていた袋に入れて、封をして養生する。養生期間は、2週間以上取ること

    4. 養生後、そのまま必要量を畑に散布すること。

    1. 上記パイ化化学肥料(CDU+S-O1=35kg)に上記(1.)の溶液を35L加える。養生期間は、2週間以上取ること。

    2. 養生後、畝間に散布する時は100倍から200倍でしようする。 波面散布する時は、500倍から1000倍で使用する。
      *最初に使用する時は、試験的に数株の作物に散布して、障害がでないことを確認の上使用すること。